DeFに興味があるんだけど、始め方がわからない。
DeFiを始める前に知っておいた方がいいことってある?
仮想通貨の運用で高い利回りが期待できると現在注目を集めている「DeFi」。
しかし、その始め方がわからない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、DeFiで運用を始めるにあたって必要な準備や方法について詳しく解説します。
年利・数10%を超える利益を得られる可能性もありますので、興味がある方はぜひ参考にしてください。
DeFiとは
DeFiとは、分散型の金融サービスの総称。
従来の中央集権型の金融システムと違い、DeFiはブロックチェーン技術を利用して、P2P(peer-to-peer)で金融サービスを提供することができ、革新的です。
P2Pとは
「Peer-to-Peer」の略称で、端末同士で直接データファイルを共有することができる通信技術やソフトウェアのことを指します。
ブロックチェーン技術により、今までより透明性が高く、手数料が低く、よりオープンで柔軟性が高いのが特徴。
DeFiの主なサービスには、貸出・借入、決済、取引所などがあります。
例えば、AaveというDeFiプラットフォームは、ユーザーが資金を貸し出したり、借り入れたりすることができるプラットフォームとして有名。
また、UniswapというDeFiプラットフォームは、トークンのスワップを行うことができるプラットフォームとして知られています。
DeFiの基本的な概念を理解したい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
DeFiの利点と問題点
DeFiの利点としては、中央集権型の金融システムに比べて、より透明性が高く、手数料が低く、よりオープンで柔軟性が高いことが挙げられます。
しかし、一方でDeFiにはまだまだ課題があります。
例えば、セキュリティリスクが大きいこと、スケーラビリティの問題があること、技術の未熟さが問題視されることなどが挙げられます。
スケーラビリティの問題とは
ブロックチェーン技術において、1つのブロックに書き込めるトランザクションの数が限定されていることが原因で起こる問題です。
ブロックの容量がいっぱいになると処理速度が遅くなり、送金遅延を引き起こす可能性があります。
2021年にはDeFiプロトコルのハッキング事件が発生したことがありました。
この事件では、約6億ドル相当の仮想通貨が盗まれ、セキュリティの問題が浮き彫りになりました。
これらのような課題を解決することが、今後のDeFiの発展につながると考えられています。
DeFiを始める前に知っておくべきこと
DeFiに必要な知識とスキル
DeFiを始めるにあたって、必要な知識とスキルがあります。
例えば、ブロックチェーン技術、仮想通貨、スマートコントラクトの基礎的な知識が必要です。
また、ウォレットの使い方やトランザクションの承認方法なども理解しておく必要がありますね。
DeFiのリスクとセキュリティの問題
DeFiはまだ新しい分野であり、セキュリティの問題が懸念されています。
不正アクセスやハッキングのリスクがあるため、セキュリティに関する知識やスキルが必要です。
また、自己責任が求められる点も要注意。
例えば、2021年に発生したDeFiプロトコルのハッキング事件では、約6億ドル相当の仮想通貨が盗まれ、セキュリティの問題が浮き彫りになりました。
しかし、こういった問題は、分散管理が基本のDeFiではサポートや保証がありません。
DeFiを触る上でのトラブルは基本的に自己責任となります。
「ハッキングされて生活ができなくなった!」とならないように余剰資金で行うなど、投資する金額には気をつけましょう。
DeFiを始めるために必要なこと
DeFiで使用するウォレットの選び方
DeFiでは、ウォレットを使用してトークンの保管や送受信を行います。
そのため、セキュリティ面や利用するトークンに応じて、適切なウォレットを選ぶことが重要です。
例えば、MetaMaskはセキュリティが高く、イーサリアムなどのERC-20トークンに対応しているため、DeFiでの利用に適しています。
また、Trust WalletやLedger Nano Xなども、DeFiでの利用に適したウォレットとして知られています。
DeFiで使用するトークンの選び方
DeFiで使用するトークンは、そのプロジェクトの成否や将来性に大きく影響します。
そのため、市場規模や流動性、プロジェクトの信頼性などを考慮して、適切なトークンを選ぶことが重要です。
UniswapのUNI、AaveのAAVE、MakerDAOのMKRなどのトークンは、DeFi市場で高い評価を受けています。
これらのトークンは、それぞれのプロジェクトが成長を続けているからこその評価なんですね。
DeFiで使用するトークンは、購入する前に、そのトークンがどのようなプロジェクトに関連しているか、そのプロジェクトの将来性や実績などを調べるようにしましょう。
また、投資する際には、自分のリスク許容度を考慮して投資することが重要ですよ。
DeFiを始める手順
ここまで読んでリスクがあるのも理解しつつ、やっぱりDeFiを始めてみたいという人には【PacakeSwap (パンケーキスワップ)】がオススメです。
パンケーキスワップがオススメの理由
- 手数料が安い
- 日本語に対応している
- 基本的なDeFiサービスが利用可能(ファーミング、ステーキング)
- ICOなどのイベントがある
DeFiのプラットフォームとしてはイーサリアムが有名ですが、手数料が高額になりがちなのが問題。
初心者には始めづらいんですよね。
パンケーキスワップはBNBチェーン上で動いているため、手数料の安さを実現できています。
また、日本語に対応しているのも大きなポイントです。
英語ばかりだと不安になってしまいますから。
パンケーキスワップを始めるまでの資金移動順番は以下の画像の通り。
資金の移動は少し難しいので、以下の記事を参考に進めてもらえれば間違いないですよ。
パンケーキスワップでは、DeFiの稼ぎ方として基本的なファーミングやステーキングが可能です。
ここでDeFiになれた方は、他のチェーンのDeFiに触れることで理解が深まりますよ。
ぜひまずはパンケーキスワップからはじめてみてくださいね。
DeFiにオススメの仮想通貨取引所
取引所は使いやすいところを利用してもらえれば問題ないですが、オススメは『ビットフライヤー』です。
オススメの理由
- 使いやすいアプリ
- スマホで簡単に買える
- 1円から仮想通貨が買える
- 送金手数料が安い(無料もあり)
- 7年以上ハッキング0の安心感
仮想通貨も投資ですから自分のお金は大切にしたいですよね。
ハッキング0の安心感は大きい。
また見落としがちですが、DeFiを利用するには送金が必須です。
送金にかかる手数料も安く抑えられるのは大きな魅力。
「取引所選びに失敗したくない!」という人はまずはビットフライヤーで口座開設しておけば間違いありません。
ビットフライヤーの口座開設は以下のボタンから10分程度でできるので、ご利用ください。
ビットフライヤーの口座開設手順
ビットフライヤーの口座開設手順は、以下の記事で解説しているのでよかったら参考にしてみてください。
DeFiの今後の展望
DeFiの市場規模と成長予測
DeFiはまだ新しい分野であり、市場規模は拡大しています。
DeFi市場の規模は2020年から急速に拡大しており、2021年には1兆ドルを超える市場に成長しました。
例えば、UniswapというDeFiプラットフォームは、2021年8月時点で、24時間あたりの取引額が約10億ドルに達しています。
このようなプラットフォームの登場がDeFiの成長を象徴していますよね。
DeFiの新しいトレンドとイノベーション
DeFiは、NFT(Non-Fungible Token)やDAO(Decentralized Autonomous Organization)などの新しいトレンドやイノベーションを生み出しています。
NFTは、DeFiにおいて収益化の可能性が検討され、Uniswapは2021年にNFTのスワップを可能にするプラットフォームを発表しました。
また、DAOは、DeFiにおいて、分散型の組織を形成することができるという特徴があります。
例えばAaveは、2021年に、投票や提案を行うことができるDAOのプラットフォームを発表しました。
UniswapやAaveだけではなく、その他のDeFiプラットフォームもトレンドやイノベーションに積極的に取り組んでいます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本記事では、DeFiについての基本的な知識から始めて、DeFiを始めるために必要なこと、注意点、そして今後の展望について解説しました。
DeFiは、まだまだ新しい分野であり、リスクも存在しますが、その利点や可能性に注目が集まっています。
あくまで投資は自己責任ですが、DeFiに触れることで間違いなく世界は広がります。
DeFiにはいろいろなメリットがありますよね。
24時間いつでも取引ができたり、中央集権型の金融機関に比べて取引手数料が安かったりします。
しかし、デメリットとして、ハッキングのリスクがあったり、まだしっかりした規制が整備されていなかったりと危険なこともたくさんあります。
様々なリスクに注意しながら、今後も成長を続けるDeFiを有効に活用していきたいですね。
これからDeFiを始める方はこちらの記事から始めてみてはいがでしょうか。