仮想通貨が儲かるって聞いて興味はあるけど、騙されたり損したりしそうで怖いなぁ。
耳障りのいい話ばかり聞くけど、信用ならない。
と考えていませんか?
今回の記事では、仮想通貨のデメリットについて詳しく解説していきます。
またデメリットに対する対応策も紹介するので、仮想通貨に触れる上で騙されたり、不本意に損することはなくなりますよ!
私自身、仮想通貨取引をする中で、騙されそうになったことがありました。
そういった私の経験の紹介や取引を行う中で注意すべき点を紹介していきます。
この記事を読み終えると、今後仮想通貨取引に関して不安に思うことはなくなり、集中して調投資を行うことができるようになりますよ
特定の有名人の影響を受けやすい
仮想通貨はプログラム上で動いているため、プログラム開発者の発言は影響を与えてしまうことがあります。
また、仮想通貨は「通貨」という特性上、さまざまな利用用途があるため、特に経済界の著名人の発言は価格を左右する要因になったこともありました。
有名人の発言で相場が左右されてしまうと、価格の予想がしづらいので思わぬ損失を作ってしまうことがあります。
ここでは特に有名な2名を紹介していきますので、チェックしてみてください。
ジハン・ウー(Jihan Wu)
ビットメイン(Bitmain)というビットコインのマイニング用チップを開発、販売、マイニングを行う企業の元CEOであるジハン・ウーはTwitterで大きな影響を与えました。
2017年10月25日に「ビットコインキャッシュが本当のビットコインだ」と主張したことで、ビットコインキャッシュの価格が上昇しました。
10月25日時点では約37000円でしたが、この発言後、10月29日には約60000円になったのです。
4日間で約1.6倍になるほどの影響力を持った人物です。
Elon Musk(イーロン・マスク)
世界的な電気自動車メーカーのCEOのイーロン・マスクですが、過去にビットコインの価格に対して非常に大きな影響を与えました。
2021年2月8日、テスラは15億ドル(約1724億円)のビットコイン購入を発表しています。
するとビットコインの価格は、その日のうちに1BTC=約446万円から約533万円にまで19.5%価格が上昇しました。
また同年3月24日には、ビットコインでテスラが買えるようになったと発表したことで、1ヶ月以内に約747万円にまで上昇したのです。
そして、同年5月12日テスラでのビットコイン決済を停止する発表をすると、ビットコインは大きく下落して1BTC=約653万円が約569万円まで下落してしまいました。
詐欺が多い
仮想通貨というまだ市場が成熟していない分野であることに加えて、投資対象であるということが詐欺を多くしているんじゃないかと思います。
Give away企画に注意
Give awayは、本来新しい仮想通貨を広めたい場合や、TwitterなどのSNSで自分の認知度を高めたい場合などにとられる手法で、SNSでフォローやRTをしてくれたら、仮想通貨やNFTをプレゼントするという内容です。
私も仮想通貨を調査する中でGive away企画を知り、試しに応募してみたのですが、これが詐欺だったのです。
「当選しました!仮想通貨を送るからウォレットのアドレスを教えてください!」というDMは、通常のGive awayと同じですが、次に「ウォレット残高をスクショして!」と要求してきたのです。
なんか怪しい・・・と思い5日間ほど放置してみると、Twitterアカウントは削除され、連絡が取れなくなっていました。
私は実際に被害に遭わずにすみましたが、Twitterで仮想通貨関連の情報を集めていると、1度は詐欺まがいの連絡を経験すると思いますので、注意して行動しましょう。
儲かる新しい仮想通貨に注意
48ホールディングスという会社が2017年に展開しつつあったのがクローバーコインという仮想通貨です。
大規模な会場を借りて中高年向けにセミナーを行い、購入を勧めることで全国に展開させようとしていました。
次第に有名になり始めたクローバーコインでしたが、2017年9月上旬に札幌本社が消費者庁と国税庁から強制捜査を受けたことが日本経済新聞で明らかになりました。
その後、返金・退会希望者が殺到し返金手続きに応じる旨を発表し、クローバーコインの展開は絶望的になりました。
クローバーコインの展開方法はいわゆるマルチ商法と似た方法をとっていたことでも、当時話題になっています。
仮想通貨という新しいものにはこういった詐欺がつきものですので、新しい仮想通貨がローンチされる情報を入手した場合などは、自分で入念に調べてから購入の判断をしましょう。
ハッキングされる可能性がある
仮想通貨はインターネット上の取引ですので、取引所がハッキングされて、仮想通貨が全て盗まれるという事件が度々発生しています。
- 2014年3月、仮想通貨取引所「Mt.Gox」が当時約480億円相当の被害を受ける
- 2016年6月、投資プラットフォーム「The DAO」が当時52億円相当の被害を受ける
- 2017年1月、仮想通貨取引所「Coincheck」が当時580億円相当の被害を受ける
最近ではハッキングによる大きな被害のニュースはありませんが、ブラックハッカーは常に仮想通貨を狙っています。
仮想通貨取引所も、このような被害を受けて一層セキュリティの強化に取り組んでいるようですので、ハッキングの被害を受けることは少なくなっているかもしれませんね。
取引手順がわかりにくい
仮想通貨取引の手順は少しずつ改善されていますが、指値や成行など聞きなれない言葉が多くて、まだまだわかりにくい所がありますよね。
- 指値:指定した金額で仮想通貨を買うこと
- 成行:指定した数量で仮想通貨を買うこと
指値は、自分が購入したい金額で購入できるのがメリットですが、安く買おうと思うあまり、全然取引が成立しないという可能性があるのがデメリットです。
一方成行は、購入したい数量を決め、金額の指定はしません。
そのため取引にかかる時間は短縮でき、メリットとなりますが、いくらで取引できるのかはわからないのがデメリットとなります。
二つの方法は優劣があるものではなく、状況に応じて使い分けていく必要があります。
また、株の取引でも同じ取引手法がとられているので知っていると応用がききますね。
デメリットへの対策
ここまで仮想通貨取引におけるデメリットをみてきましたので、ここからはそれぞれのデメリットへの私なりの対策を紹介していきたいと思います。
仮想通貨は積立購入する
私はこれらのデメリットへの対策として、仮想通貨の積立購入をしています。
積立購入は、一定金額を毎日や毎週、毎月など定期的に仮想通貨を購入していくことです。
例えば毎日15日に1万円購入するというやり方。
積立購入がオススメな理由を簡単に紹介すると
ポイント
- 少額から投資できる
- 買うタイミングを気にしなくていい
- 仮想通貨分野はこれからも成長する
こちらの記事で解説していますので、詳しくは以下をどうぞ!
仮想通貨購入は簡単にできる
仮想通貨取引手順は難しそうに見えて意外と簡単なんです!
基本は3ステップです。
ポイント
- 入金する
- 購入する仮想通貨を決める
- 購入する(指値 or 成行)
仮想通貨の購入方法はこちらの記事をどうぞ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は仮想通貨にまつわるデメリットをまとめてみました。
新たな分野である仮想通貨には、さまざまなデメリットが存在していいたことがわかっていただけたと思います。
しかし、少し気をつけるだけで仮想通貨のリスクはかなり減ってきます。
最も仮想通貨のリスクを減らせる方法として、積立購入という方法を紹介しました。
みなさんも、リスクを減らしながら仮想通貨との上手な付き合い方を身につけていってください。
仮想通貨の購入に興味を持った方はぜひ口座開設にトライしてみてください。
この記事が、みなさまの楽しいクリプトライフの一助になれば幸いです。